霞喰人の白日夢

霞を食べて生きていけたら..

戦う映画は見たくない

戦う映画が苦手だ.はっきり言えば,苦手というより嫌いなのだ.だから,やたらと戦いが多い最近の映画(私が言う「最近の」は,家人に言わせれば「ずいぶん昔の」ということになるらしい)はあまり好きではない.そしてその意識がどんどん強くなってきた結…

戦う映画は見たくない

戦う映画が苦手だ.はっきり言えば,苦手というより嫌いなのだ.だから,やたらと戦いが多い最近の映画(私が言う「最近の」は,家人に言わせれば「ずいぶん昔の」ということになるらしい)はあまり好きではない.そしてその意識がどんどん強くなってきた結…

異物混入モデルナワクチンのその後

先月末,異物が混入したモデルナ製新型コロナワクチンを接種した30代の男性が2人亡くなったと報道された.このふたりが受けたワクチンの製造ロット番号は「304734」,どちらも接種の3日後に亡くなったという. 2人の30代男性の死亡記事 https://www.yomiu…

百日紅の花

以下の記事を書いた後,何人かの知り合いに百日紅の話をしてみたところ,「昔からどこにでもあるよ!」,「〇〇にも百日紅の並木があるよ!」という反応ばかり.やってしまいました.花についてまともな知識もないのに,勝手にいろいろ考えて書いたものが以…

無意味さに耐える能力

内田樹が「無意味耐性の高い人たち」という文章を書いている. http://blog.tatsuru.com/2021/08/16_0819.html 今年の広島平和式典で問題になった菅義偉の「原稿読み飛ばし」についてである.たかだか6分程度の原稿を読むのに7ヶ所読み間違えたことにも驚く…

過去の背負い方

今日のタイトルは8月21日の朝日新聞・耕論のテーマの完全なパクリで「過去の背負い方」.記事は過去の行為の責任を問われて東京五輪演出チームを辞任または解任された関係者の例をあげ,過去の責任の負い方について3人の論者から聞いた話をまとめている.だ…

カブール陥落とサイゴン陥落,そして米国の裏切り

今年4月にバイデン大統領がアフガニスタンからの米軍撤退を決めた.一部ではなく,多くの報道は撤退がもたらす結果について心配していたように思うが,実際に米軍の撤退が始まるとタリバンは急速に支配地域を拡大した.そして8月に入るとタリバンの支配地…

五輪での黙祷について -- ヒロシマとミュンヘン五輪事件

コロナ禍の中での東京五輪.2,3ヶ月ほど前まで,新聞社やテレビ局による調査では開催中止または延期を求める声が多数派だった.菅首相が国民の声を無視し続けたまま開催1ヶ月ほど前になると,国民の多くは"開催"という既成事実を受け入れ,有観客か無観…

横浜ホンキー・トンク・ブルース - エディ藩

今日は,横浜ホンキートンクブルース. 初めて聞いたのはいつだったか,誰が歌っていたのかも覚えていない.作詞をした藤竜也が歌うのをテレビで聞いたのが最初だった気もするし,原田芳雄のLPレコードで聞いたのが最初だったかもしれない.いずれにしても,…

スポーツと体罰と気合

私の記憶では,東京五輪の直前まで,テレビのニュースショー/ワイドショーの多くは五輪開催を懸念していた.少なくとも1ヶ月ほど前までは,開催延期や中止を求める番組が多かったのではないかと思う.しかし五輪が始まってからというもの,私の1ヶ月前の…

社会が求める「科学的根拠」

この1,2年,「科学的根拠」という言葉をテレビで聞くことが増えた.だいたいは「科学的根拠に基づかない○○」とか,「科学的根拠に基づいて○○を..する」のようなフレーズの中で使われている.○○には,例えば,「政策」,「判断」,「意見」,「治療」と…

東京五輪開会式に思う

今日も暑い日だった.暑すぎるので外に出る気もせず,昼間は夏休みに行う非常勤講師の準備をし,夜になってからは,東京五輪の開会式を見るともなく見た. もともと五輪もスポーツも好きではない人間なので過去の五輪の開会式の記憶もない.だが,入場行進前…

軍艦島についての記事から

朝刊の片隅に,軍艦島の展示について小さな記事が載っていた.日本の世界遺産の一つ「明治日本の産業革命遺産」に関するユネスコの調査報告書についてだ.報告書は,軍艦島に関する証言の展示が不十分で,見学者がその歴史について適切な判断ができないと指…

男と女

男と女の話は難しい.それは何十年あるいは何百年という長い間,世界中の異なる文化圏で様々な視点から語られてきたからというだけではない.昨今,このテーマは政治臭を帯びているし,LGBTの問題もあって若い人たちの今どきの関心事にもなってしまったから…

入国管理局の悪評

このところブログを書くペースが落ちている.なかなか書く気分になれないからだが,それはたぶん,毎日何を見てもコロナ,コロナ,コロナであるからのように思う.通常は新聞やテレビを見て世の中の何かに違和感を感じたときに自分の考えをまとめようと思う…

ハレルヤ(Hallelujah) - Lucy Thomas

今日のYoutube音楽は,Lucy Thomasのハレルヤ.まずは,その動画を貼っておこう. Lucy Thomasを知ったのは,数年前.Youtubeでたまたま彼女の動画を見て,素晴らしい歌声と透き通るような美しさでファンになった.とはいってもYoutubeで聞くばかりで,アル…

日本国劣化と若いエリート

6月25日,金曜日.定年後の生活は毎日が日曜日だ.しかし毎朝ゆっくり起きて朝食後のぼんやり過ごす時間を大切にしたいとか,健康のため毎日散歩したり自転車に乗ろう,新しい遊びを始めよう,家人に課せられた家事をまともにこなす学習・準備をしような…

横浜 新型コロナワクチン予約狂騒曲

私は現在65歳.新参の高齢者である.4月23日夜,菅義偉首相が7月末までに新型コロナワクチンをすべての高齢者に接種すると宣言したが,その3600万人の対象者のうちの一人だ.菅義偉の思いつき発言が出るまで,私が住む横浜市では8月中に接種を終える計画…

ハマスをテロ組織とよぶこと

5月20日,イスラエルとハマスの紛争が停戦合意した.だが,過去の紛争を見ると両者の停戦合意はそう簡単には守られず,新聞でよく使われる紋切り型の言葉を使えば,予断が許さない. ところで,日本のマスコミや保守系の政治家,評論家たちは,テロやテロ…

GYPSY SONG - 西岡恭蔵

今日は,西岡恭蔵のGypsy Song. 西岡恭蔵の歌をここで紹介するのはたぶん2度め.彼の歌はだいたいほぼなんでも好きなのだが,その中で一番好きな歌...というわけではない.好きな歌がたくさんありすぎて選びきれないのだ.ただ,今夜は,たまたまGypsy S…

トンビ - ちょっとパレスチナ

今日は朝からどんよりとした空が広がり小雨もときどきちらついていた.そういえば昨日も同じような曇天だったが昨日と違うのは強風.1ヶ月ほど前に越してきた横浜のこの部屋は,海に近いうえに10階という高さもあってか,荒天時には風が強いのだ.先月まで…

自分をほめてあげたい,への違和感

「自分で自分を自分をほめてあげたい」 25年ほど前,アトランタ・オリンピックでメダルを取った女子マラソン選手が口にした言葉として有名だ.それ以来ときどき,良い成績をあげたスポーツ選手が同様の言葉を口にするのを見るようになった. https://sports.…

日本の新型コロナワクチン開発の遅れについて

5月12日,今日の朝日新聞の「耕論」は「新型コロナワクチンは始まったけれど」だった.いつものように3人の論者がそれぞれの視点から述べているが,今日は日本ワクチン学会理事・中山哲夫の「開発に背を向けたツケ」を読んで思ったことを書こうと思う. …

紙飛行機 - 井上陽水

井上陽水といったら,50代半ば以降で知らない人はいないのではないかと思うぐらいに有名な歌手だ.ここではあまりにもメジャーな歌手や歌について書くことは避けようと思っているのだが,おそらく「紙飛行機」はそれほど知られている訳ではないと思うので,…

プカプカ - 西岡恭蔵と大塚まさじ

今日は,プカプカ.今までここで取り上げた歌の中ではこれが一番知られているかもしれない.西岡恭蔵の作詞作曲で,60年代末の3人バンド「ザ・ディラン」で最初に歌われたのではないかと思う. 私が初めてこの歌を聞いた記憶は曖昧だ.テレビドラマの中で,…

バイデンは世界を変える?

4月28日(日本は29日),バイデン米国大統領が議会で施政方針演説を行った.NHKは新型コロナワクチン接種が進んで米国が再び前進することを,朝日は米国(民主主義)と中国(全体主義)との競争を見出しに掲げた. NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/…

人口減少と経済発展と資本主義

4月25日,今週の日曜日だったが,朝日新聞に『「人口信仰」からの脱却』という記事が載った.全2回の記事ということで,次回は5月9日のようだ.私は数十年前の若い頃から,ごく素朴に「資本主義経済下で経済成長は必要条件なのか」,「そうであるなら…

婚姻制度について

先週,新潟県から横浜に引っ越してきてやっと片付けが一段落したところだ.横浜の方が不動産価格が遥かに高いから部屋数が1つ減ることになったのだが,引っ越し前後の断捨離と片付けは本当に大変だった.記憶にない乳児の頃の引っ越しを除くと,二十歳以降…

後手後手が続く社会

「内田樹の研究室」を長い間フォローしているのだが,最近の記事に「後手に回る政治」というものがあった. http://blog.tatsuru.com/2021/04/03_0740.html この記事の中で,内田は『私たちは子どもの頃から「後手に回る」訓練をずっとされ続けている』とい…

石川セリ - 八月の濡れた砂

今日は,石川セリの「八月の濡れた砂」.石川セリが若かった頃,というかYoutubeで音楽を聞くようになるまで石川セリの歌を聞くことはあまりなかったが,10数年前から,寝られない夜などにときどき聞くようになった.前回,下田逸郎のときに,下田逸郎と石川…