セクシィ − 下田逸郎
今日は下田逸郎の曲の中からセクシィ.下田逸郎を知ったのは高校生のとき.ラジオの深夜放送でパーソナリティ(この言葉,今でも使うのだろうか..)をしていたのだが,当時は話しぶりから海外でヒッピーのような生活をして,日本に帰ってから歌手をしているのだろうと思っていた.
と,ここでWikipediaを見てみるとちゃんと経歴が書いてある.30代から40代にかけて海外放浪生活をしてたようだけれど,その前からちゃんと音楽活動をしていたようだ.
曲の良さと彼の自由な生き方に憧れはあったのだが,若い頃は好きな歌手というにはやや抵抗があった.それはたぶん,男なのになぜ女性の歌ばかり歌うのだろうということだったと思う.歌は自分の想いを歌ってこそ,哀しみや喜びを乗せてこそ素晴らしいものになるはずなのに,異性の立場じゃそれは無理だろうと考えていたのだ.今考えてみれば自分の思い込みにこだわり過ぎていたとも思うのだが,それがきっと若いということなのだろう.
当時,ラジオで聞いて印象に残っている下田逸郎の曲(後で聞いた曲も混じっているかもしれないが)は,"古い愛の歌","すぐそこの奇跡","踊り子",そして"セクシィ".YouTubeで音楽を聞くようになってからは,"早く抱いて"と"泣くかもしれない"が好きになったが,これらは当時の曲ではないかもしれない.
下に貼った動画は下田逸郎と石川セリのセクシィ.石川セリも好きなのでそのうちに.